ちょっと気になってた事があります。
ヘアカラーをして、きれいに乾かすと8レベルの明るさになってるとします。
ではここからドライカットをしていきましょう。
そして床に落ちてる髪を見ると、「ん!❓ なんか明るくない?」
こんな経験結構あります。
普段は当たり前の事なので気にも留めないのですが、今日は気にしてみたいと思います。
まず仮説を立てます!
①髪の重なり方で明るく見えたり暗く見えたり(濃淡)しているのか?
②光の当たり方でそう見えるのか?
③私がエロいからそう見えるのか?
という事でお千代さんをカラーします。色はエメラルドアッシュ。
染めた後がこちら
肉眼で感じる色に合わせて撮影をしてます。
左上はお客様がいつも座る位置で撮影してます。
抜け感のある色に見えますね〜
下の2枚は太陽の光を浴びてる時の色です。
左上と比べると3段階明るく見えるし、色味も違って見えます。ま〜普通の茶色デス!(◎_◎;)
分かりやすく撮った写真がこちら。
ちなみに只今朝の6時半の太陽の光です。
光の加減で色の出方が違いすぎます!(◎_◎;)
では仮説を立てた髪の重なりで色味は変わるのか?
まあ、思った通りですね。毛量の少ない毛先は、中間に比べると明るく見えますし、色味も違って見えます。
こりゃ〜お店を作る時の照明にもけっこうこだわらないと、お客様とのイメージの差がでるのでは?と感じますね。
カットでも変わりますね〜(´Д` )
ついでに、普段気にしないけど、実際どうなの?を分かりやすく検証してみようと思います。
黄色の反対色は紫です。これを合わせるとどうなるのか?
茶色になります!(◎_◎;)
ヘアカラーではニュートラルにする理論です。
では黄色と青では?
お分かりの通り
緑になります。
最近はグリーン系のヘアカラーも流行りですのでたまに使います。
ではきれいなアッシュ系にするにはどうしたらいいのか?黄色を消して茶色にした髪に青色のカラーを入れる?
濁って見えます!てか黒に見えます!(◎_◎;)
色は混ぜれば混ぜるほど黒に近い感じになってきます!
最近流行りのグレーカラーはこの要領で調合します。
アッシュ系にするにはベースが明るくないと上の画像みたいにただ暗くなってしまって青味を感じにくいです。
そうなんです。黒く暗くならないように最小限のカラー剤の調合をしなければいけないんです。
ただ色々混ぜればいいってもんじゃないんですね〜(´Д` )
単純だけど面白いですね〜(´Д` )
じゃーホイルワークで色んな色で染めるとどうなるのか?
さすがにフィルムを使った検証のように色が混ざる事はありませんが、脳がどんな色として認識するのか?なんか面白そうですね。
これはまた次の休みに検証してみようと思います。
ま〜という事で検証の結果は、③の「私がエロいから」でした( ̄(工) ̄)
ちなみに撮影した時間は朝の6時半くらい。
光には色温度というのがあり、朝の光、昼、夕方では光に当たった被写体の見え方(色)が違います。
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